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学問レンズ™by Upsee

CURRICULUM

学問レンズは新しい理念ではなく、学習指導要領がすでに求めている「見方・考え方を働かせる」学習を、先生と生徒の手元で実装する道具です。総則・総合的な探究の時間・観点別評価との対応を、出典とともにご案内します。

このページの要点

  • 学習指導要領は各教科等の「見方・考え方」を働かせることを求めています。学問レンズは、その見方・考え方をカードの形で生徒の手元に置く教材です。
  • 総合的な探究の時間の「探究の見方・考え方」は、各教科等の見方・考え方を総合的・統合的に活用することを含みます(解説 総合的な探究の時間編)。
  • 探究の過程のうち、解説がとりわけ丁寧な指導を求める「課題の設定」を支える設計です。
  • 学問レンズは評定を行いません。評価はこれまでどおり先生が行います。アプリが提供するのは、その判断材料となる〈過程の記録〉です。
  • 学問レンズは文部科学省の認定・推奨を受けた教材ではありません。学習指導要領・解説・答申の記述は株式会社Upseeによる要約です。

本ページの学習指導要領・解説・答申の記述は、文部科学省の公開資料を株式会社Upseeが要約したものです。学問レンズは文部科学省の認定・推奨を受けた教材ではありません。

各教科等を学ぶ本質的な意義の中核をなすものであり,教科等の学習と社会をつなぐもの

文部科学省(2018)高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総則編(令和6年12月一部改訂) p.4

課題の設定→情報の収集→整理・分析→まとめ・表現

文部科学省(2018)高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総合的な探究の時間編

個々の情報の意味を理解し、問題の本質を問うこと、単なる個別の知識の集積ではない深い意味理解を促すことが求められる

文部科学省 初等中等教育局(2024)初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0) p.3

学習指導要領のどの記述に、どう対応するのか

11の論点 ── 主張と根拠と、言い過ぎない線

それぞれの論点について、主張・根拠となる文書・対応する機能・注意点(言い過ぎになる線)を併記しています。

01

見方・考え方の具体化

学習指導要領は、各教科等の特質に応じた「見方・考え方」を働かせて知識を関連付け、問題を見いだし、創造する過程を重視するよう求めています。学問レンズは、この見方・考え方を1枚ずつカードにした教材です。

主張:
見方・考え方を働かせるための具体物
根拠:
高等学校学習指導要領(2018)総則 第3款1(1)(告示)、解説 総則編 pp.121-122
対応機能:
カード=学習項目+定義+ツール名
注意:
解説は各教科等の見方・考え方を「主要なもの」とし、学習内容等に応じて柔軟に考えることが重要と述べています。学問レンズは網羅ではなく、見方・考え方を働かせるための具体物です。
02

教科の学習と社会をつなぐ/教師の専門性

解説は、見方・考え方を「各教科等を学ぶ本質的な意義の中核」であり「教科等の学習と社会をつなぐもの」と位置づけ、生徒が学習や人生において見方・考え方を自在に働かせることができるようにすることにこそ教師の専門性が発揮されると述べています。学問レンズのツール名は、学習項目を日常や探究で使う場面から名づけています。

主張:
先生の「例え話」をカードの形にしたもの
根拠:
解説 総則編 p.4、中央教育審議会(2016)答申 pp.33-34
対応機能:
ツール名、カード裏の発問例、数学×ラーメン等の実例
注意:
告示本文にはない文言のため、出典は解説・答申です。専門性の代替ではありません。
03

深い学びの鍵

解説は「深い学び」の鍵として見方・考え方を挙げ、習得・活用・探究の過程で働かせることを重視しています。学問レンズは、同じ対象を複数のレンズで見直す往復を設計に組み込んでいます。

主張:
深い学びの視点に沿って設計
根拠:
解説 総則編 p.122、答申(2016)
対応機能:
レンズタイム(導入・終末5分)、複数レンズの重ね合わせ
注意:
「深い学びが実現します」とは言えません。設計の向きを示すものです。
04

教科等横断的な視点に立った資質・能力

総則は、言語能力・情報活用能力・問題発見・解決能力等の学習の基盤となる資質・能力と、現代的な諸課題に対応する資質・能力を、教科等横断的な視点で育成することを各学校に求めています。学問レンズは16科目を同一フォーマットで設計し、教科の見方を教科の外へ持ち出せるようにしています。

主張:
教育課程を組み立てる際の部品
根拠:
総則 第2款2(1)(2)(告示)、解説 総則編 pp.53-54
対応機能:
16科目共通フォーマット(刊行は国語から順次)、学問のクロス
注意:
「言語能力が育ちます」などの獲得保証はしません。
05

カリキュラム・マネジメント

総則は、教育の内容等を教科等横断的な視点で組み立て、実施状況を評価・改善するカリキュラム・マネジメントを求めています。学問レンズは新規の時数や体制を必要とせず、既存の単元の中で教科等横断的な学習を充実させる形で組み込めます。

主張:
既存の単元の中で組み込める
根拠:
総則 第1款5(告示)、解説 総則編 pp.4-5
対応機能:
準備ゼロ・新規時数ゼロ・教科授業内完結。使用記録が実施状況の評価の材料
注意:
主体は学校です。カリキュラム・マネジメントを代行するものではありません。
06

「探究の見方・考え方」=各教科等の見方・考え方の活用

総合的な探究の時間の目標は「探究の見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行う」ことから始まり、解説はこれを各教科・科目等の見方・考え方を総合的・統合的に活用することと説明しています。中学校の解説も、実社会・実生活の問題はどの教科等の視点で考えればよいか決まっておらず、生徒が意識的に活用できるようになることが大事だと述べています。学問レンズは、生徒が自分で教科の見方を選び、組み合わせるための道具です。

主張:
生徒が自分で教科の見方を選び、組み合わせる道具
根拠:
高等学校学習指導要領 第4章 第1(告示)、解説 総合的な探究の時間編 p.123、中学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編(2017)pp.10-11
対応機能:
カードを並べて視点を選ぶ。声かけ「どのレンズで見た?」「別のレンズだと?」
注意:
探究の見方・考え方には「俯瞰して対象を捉え、探究しながら自己の在り方生き方を問い続ける」固有の部分があります。学問レンズが支えるのは、教科等の見方の活用の側です。
07

「課題の設定」の重視

解説は、高等学校では探究の過程の中でもとりわけ「課題の設定」を丁寧に指導するよう求め、単元の総時数の3分の1程度を当てることも考えられるとしています。学問レンズは、課題の設定に使う視点を50枚単位で渡す設計です。

主張:
課題の設定に使う視点を50枚単位で渡す
根拠:
解説 総合的な探究の時間編 pp.47-48、pp.124-125
対応機能:
総探「課題の設定」10コマ案(/classroom)
注意:
解説は、教師が意図的な働きかけをすることが重要とも述べています。学問レンズは先生の働きかけの道具であり、自動で解決するものではありません。
08

「考えるための技法」と視点の設定

解説は、比較や分類の際に「どのような性質等に着目するかという、視点の設定ができるようになることが一つのポイント」とし、それが各教科・科目等の見方・考え方の活用と深く関わると述べています。学問レンズは、思考ツールが求める観点の側を供給します。

主張:
思考ツール(形式)に、観点(中身)を重ねる
根拠:
解説 総合的な探究の時間編 p.97、p.127
対応機能:
シンキングツール・ロイロノート等との併用
注意:
思考ツールを否定しません。解説自身が活用を推奨しています。
09

観点別評価と過程の評価

学習評価は「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点で整理され、総合的な探究の時間では成果物の出来映えではなく探究の過程を通してどう学んだかを見取ることが求められています。学問レンズのアプリは、その判断材料となる過程の記録を残します。

主張:
過程の記録を、判断材料として残す
根拠:
解説 総則編 pp.134-135、解説 総合的な探究の時間編 pp.134-135
対応機能:
使用カード履歴・振り返り・学習レポート
注意:
学問レンズは評定を行いません。評価はこれまでどおり先生が行います。アプリが提供するのは、その判断材料となる〈過程の記録〉です
10

個別最適な学びと協働的な学び/STEAM

令和3年答申は「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実、およびSTEAMのAを芸術・文化・生活・経済・法律・政治・倫理等を含む広い範囲で捉えた教科等横断的な学習を求めています。学問レンズは、得意科目のレンズから入り(個別)、他者と異なるレンズを重ねる(協働)設計で、副教科を含む16科目を対象にしています。

主張:
答申に沿った設計
根拠:
中央教育審議会(2021)「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(答申)、文部科学省(2021)STEAM教育等の教科等横断的な学習の推進について
対応機能:
副教科デッキ、マイレンズ(思考傾向)、人のクロス
注意:
答申は方向性であり、教材の要件ではありません。
11

生成AI時代の資質・能力

文部科学省の生成AIガイドライン(Ver.2.0)は、「個々の情報の意味を理解し、問題の本質を問うこと」「問いを立て続けること」の重要性を示しています。学問レンズは、AIの回答を複数の教科の見方で検討し直す道具として使えます。

主張:
ガイドラインが示す方向と同じ向き
根拠:
文部科学省 初等中等教育局(2024)初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)
対応機能:
紙のカード(AI不要)、「AIの回答を種に問いを立てる」授業型
注意:
学問レンズは生成AI教材ではなく、ガイドラインは特定の教材について述べていません。

自分の教科の「見方・考え方」に、どのカードが対応するのか

教科別「見方・考え方」×対応レンズカード(15教科)

左列は各教科等の見方・考え方の要約、右列は対応する実カードの例です。実カードがまだ無い教科は「制作中」「設計中」と表記しています。

→ 表は横にスクロールできます

教科見方・考え方(要約)要約元対応レンズカード例
国語対象と言葉、言葉と言葉の関係を、言葉の意味・働き・使い方等に着目して捉え、その関係性を問い直して意味付ける答申(2016)p.126「状況を見つめる感覚センサー」=和語/「目的を満たすグルーピングからのチョイス」=類義語/「対の関係でペアリングからの比較モノサシ」=対義語/「らしさを呼び出す借り物翻訳」=比喩/「世界観を立ち上がらせる感覚メイク」=擬態語
英語外国語やその背景にある文化を、社会や世界、他者との関わりに着目して捉え、目的・場面・状況等に応じて情報や考えを形成・整理・再構築する答申(2016)p.196(設計中)
数学事象を数量や図形、それらの関係に着目して捉え、論理的・統合的・発展的に考える答申(2016)pp.140-141「複雑さを比較でシンプルにする分類マップ」=直交座標系
物理自然の事物・現象を主として量的・関係的な視点で捉え、比較・関係付けなど科学的に探究する方法で考える答申(2016)pp.145-146「エネルギー」領域の視点を高校科目に当てた要約(制作中)
化学自然の事物・現象を主として質的・実体的な視点で捉え、科学的に探究する方法で考える答申(2016)「粒子」領域の視点の要約(制作中)
生物生命に関する自然の事物・現象を主として多様性と共通性の視点で捉え、科学的に探究する方法で考える答申(2016)「生命」領域の視点の要約「多様さを分岐でひとつにつなぐ家系図」=系統樹
地学地球や宇宙に関する自然の事物・現象を主として時間的・空間的な視点で捉え、科学的に探究する方法で考える答申(2016)「地球」領域の視点の要約(制作中)
地理社会的事象を位置や空間的な広がりに着目して捉え、地域の環境条件や地域間の結び付きと関連付ける答申(2016)pp.132-133「社会的な見方・考え方」の要約(制作中)
歴史社会的事象を時期や推移に着目して捉え、類似・差異を明らかにし、事象同士を因果関係などで関連付ける答申(2016)pp.132-133の要約(制作中)
公民現代社会を政治・法・経済等に関わる多様な概念や理論に着目して捉え、課題解決に向けた選択・判断に資する概念と関連付ける答申(2016)pp.132-133の要約(制作中)
音楽音楽に対する感性を働かせ、音や音楽を、音楽を形づくっている要素とその働きの視点で捉え、自己のイメージや感情、生活や社会、伝統や文化と関連付ける答申(2016)pp.161-162「流れる時間を強弱でくり返し区切る歩幅」=拍子
美術感性や想像力を働かせ、対象や事象を造形的な視点で捉え、自分としての意味や価値をつくりだす答申(2016)pp.168-169(制作中)
保健体育体育: 運動やスポーツをその価値や特性に着目して捉え、「する・みる・支える・知る」の関わり方と関連付ける/保健: 課題や情報を健康や安全の原則・概念に着目して捉え、リスク軽減や生活の質の向上と関連付ける答申(2016)p.187(制作中)
技術生活や社会の事象を技術との関わりの視点で捉え、社会からの要求・安全性・環境負荷・経済性等に着目して最適化する答申(2016)p.180(制作中)
家庭生活事象を協力・協働、健康・快適・安全、生活文化の継承・創造、持続可能な社会の構築等の視点で捉え、よりよい生活を営むために工夫する答申(2016)p.180(制作中)
見方・考え方の欄は、中央教育審議会(2016)答申 第2部および各教科等の学習指導要領解説の記述を株式会社Upseeが要約したものです。原文は各解説をご確認ください。理科・社会の科目別の記述は、公開前に各解説で照合するまで要約表記としています。

1教科で見る3段変換(数学の例)

STEP 1

学習指導要領の記述(要約)

事象を数量や図形、それらの関係に着目して捉え、論理的・統合的・発展的に考える

STEP 2

カード

「複雑さを比較でシンプルにする分類マップ」その正体は「直交座標系」。直交座標系とは「複数の数直線を直角に交差させた評価軸で、位置や変化、図形を表す空間」を指す。独自の基準を軸にして、複雑な情報から一部を切り出して見える化、比較できる。

STEP 3

授業内の発問例

人気のラーメン店とカップ麺を「値段」と「ボリューム」で比較マップにすると、何が見えてくる? 最もコスパのいいラーメンはどれ?

出典

  1. 中央教育審議会(2016)幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)教科別の「見方・考え方」の記述(第2部)を、教科別対応マップの要約元にしています。

総合的な探究の時間の4過程で、どこを支えるのか

「課題の設定」に最も厚く。4過程すべてに役割があります

解説 総合的な探究の時間編は、探究の過程を「課題の設定→情報の収集→整理・分析→まとめ・表現」とし、高等学校ではとりわけ課題の設定を丁寧に指導するよう求めています。

① 課題の設定

解説は、問いが生まれる契機として「時間的な推移」「空間的な比較」「自己の常識に照らした違和感」を挙げ、生徒の考えとの「ずれ」や対象への「あこがれ」を感じさせる教師の意図的な働きかけを求めています。学問レンズの役割は、その働きかけを配れる形にすることです。テーマを机の上に置き、カードを並べて「このレンズで見ると何が気になるか」を書き出すと、1つのテーマから複数の問いが立ちます。歴史・地学のレンズは時間の推移を、地理・数学のレンズは空間や量の比較を、国語・公民のレンズは言葉や価値の違和感を照らします。

課題の設定に単元総時数の3分の1程度を当てることも考えられるとする記述(解説 p.125)は、「課題の設定」10コマ案の根拠です。

② 情報の収集

解説は、各教科・科目等で身に付けた知識や技能を発揮することで、より多くの確かな情報が収集できると述べます。選んだレンズが「どの教科の知識で調べるか」を明示するため、収集方法(数値化・言語化・観察)を教科の作法に沿って選べます。

③ 整理・分析

解説は比較・分類・関連付け等の「考えるための技法」と思考ツールの活用を求めます。レンズは比較・分類の観点を供給し、思考ツール(器)と重ねて使います。

④ まとめ・表現

解説は各教科・科目等で獲得した表現方法の積極的な活用を求めます。国語デッキの「情報のリレー」=伝達構成、「人格を与えて印象を設計するエフェクト」=文体などが表現の道具になります。使用したレンズの履歴は振り返りの材料になり、次の課題の設定へ戻る往復を支えます。

先生の声かけ

  • どのレンズで見た?
  • 別のレンズだと、どう見える?
  • そのレンズで見ると、何が見えて何が見えなくなる?
  • 得意な教科のレンズから入ってみよう
  • 2枚重ねると、どんな問いが出てくる?
  • そのレンズ、日常のどこで使える?
  • 今の考えは、かんじとる・みつける・くみたてる・おきかえる・うみだす のどれ?

観点別評価と、どう関係するのか

3観点の判断材料を、過程の記録として残します

学問レンズは評定を行いません。評価はこれまでどおり先生が行います。アプリが提供するのは、その判断材料となる〈過程の記録〉です

→ 表は横にスクロールできます

観点レンズ使用履歴が材料になり得る姿(設計意図)使途
知識・技能カードの定義を対象に当てて説明できているか形成的評価の材料
思考・判断・表現どのレンズを選び、別のレンズに切り替え、重ねたか(思考の過程)所見文の根拠
主体的に学習に取り組む態度自らレンズを選び直した記録、週次の振り返り生徒の自己評価・個人内評価

解説は、成果物の出来映えをそのまま評価とすることは適切ではなく、探究の過程を通して生徒がどう学んだかを見取ることを求めています。学問レンズのアプリは、使ったカードの履歴と振り返りを残し、その見取りの材料になることを意図しています。

生成AIガイドラインが「児童生徒の学習評価を、教師が判断せずに生成AIからの出力をもって行う」ことを不適切な例に挙げているのと同じ線で、アプリの記録は判断材料にとどまり、評価の判断は先生が行います。

  • 総合的な探究の時間の評価は各学校が観点を設定し文章で記述するもので、数値の評定ではありません。
  • レンズの使用回数は出来映えの一種であり、回数そのものは評価ではありません。
  • アプリの記録は判断材料にとどまり、評価の判断は先生が行います。

出典

  1. 文部科学省(2018)高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総則編(令和6年12月一部改訂)「解説」であり学習指導要領本体ではありません。見方・考え方と教師の専門性の記述は p.4 です。
  2. 文部科学省(2018)高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総合的な探究の時間編「解説」であり学習指導要領本体ではありません。課題の設定・探究の過程・評価の記述を参照しています。
  3. 文部科学省 初等中等教育局(2024)初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)令和6年12月26日公表。ガイドラインは特定の教材を推奨するものではありません。「求められる力」の記述のみを引用しています。

生成AIの時代に、この教材は何をするのか

AIの回答を「ゴール」ではなく「種」にする

文部科学省の「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」は、「個々の情報の意味を理解し、問題の本質を問うこと、単なる個別の知識の集積ではない深い意味理解を促すことが求められる」とし、「問いを立て続けること」の重要性を示しています。利活用の場面としては、問題を発見し課題を設定する場面や、異なる考えを整理・比較・深める場面を挙げ、適切な例として「足りない視点を見つけ議論を深める目的で活用する」ことを示しています。

学問レンズはAIを使わない紙の教材であり、AIの回答を複数のレンズで見直す授業に使えます。生徒はAIの回答に対して「根拠は何か」「条件が変わったらどうなるか」「別の教科の目ではどう見えるか」と問い直します。ガイドラインが期待する「足りない視点を見つける」役割を、教科の見方の側から担う設計です。

ガイドラインは生成AI利用の留意点を示す文書であり、教材を評価・推奨するものではありません。学問レンズは「ガイドライン準拠」を主張しません。

出典

本ページの出典

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  1. 文部科学省(2018)高等学校学習指導要領(平成30年告示)告示本文です。総則の「見方・考え方」「教科等横断的な視点」「カリキュラム・マネジメント」、第4章 総合的な探究の時間を参照しています。
  2. 文部科学省(2018)高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総則編(令和6年12月一部改訂)「解説」であり学習指導要領本体ではありません。見方・考え方と教師の専門性の記述は p.4 です。
  3. 文部科学省(2018)高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総合的な探究の時間編「解説」であり学習指導要領本体ではありません。課題の設定・探究の過程・評価の記述を参照しています。
  4. 文部科学省(2017)中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 総合的な学習の時間編「解説」であり学習指導要領本体ではありません。各教科等の見方・考え方の活用に関する記述を参照しています。
  5. 中央教育審議会(2016)幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)教科別の「見方・考え方」の記述(第2部)を、教科別対応マップの要約元にしています。
  6. 中央教育審議会(2021)「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実、STEAM等の教科等横断的な学習に関する記述を参照しています。
  7. 文部科学省(2021)STEAM教育等の教科等横断的な学習の推進について https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/mext_01592.html(新しいタブで開きます)
  8. 文部科学省 初等中等教育局(2024)初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)令和6年12月26日公表。ガイドラインは特定の教材を推奨するものではありません。「求められる力」の記述のみを引用しています。

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